とっつきにくい人のメリット

　　とっつきにくい人というと、他人からは「冷たそうで話しかけにくい」「一緒にいて気まずい」といったマイナスな印象を持たれがちで、本人も全く自覚が無いまま壁を作ってしまって何で避けられるんだろうとそこから孤独感、不信感を抱くようになっていく。
　しかし、とっつきにくいというのはプラスな見方もあるんじゃないかと思う。
それは、「打ち解けることが難しい反面、打ち解けることが出来れば深いつながりになる」ということだ。
　とっつきにくい人というのは、外見や話し方で相手から苦手だと思われるが、当の本人は決して人付き合いがしたくないという訳ではないし、ただ単に自分の感情を上手く伝えることが出来ないだけということが多い。
会話が苦手な人が多いのでどう答えていいか分からない面もある。
　話す側もとっつきにくい人の長所を認知するのに時間がかかるが、話していけば第一印象は誤解だったということ、話さなければ分からない部分に気が付き、そこが魅力と捉えられる。
　そのため、とっつきにくい人の人間関係は必然的に狭く深い関係になっていく。
　逆に、とっつきやすい人は確かに印象が良いため周りから話しかけやすく、進学や転職で環境が変わっても新しいつながりを作ることにはとっつきにくい人に比べれば全然難しくないので寂しさを感じることは少ないと思うが、話しかけやすいが故に温和で、「何を話しても受け入れてくれるだろう」と周りに思われてしまいがちで、周りから人の悪口や愚痴を聞かされてしまう機会が多くなるというデメリットがある。
　会話は良い話ばかりではなく悪い話もあり、愚痴の相手にされて聞いている本人も疲れてしまい、ストレスになってしまう可能性もある。むしろ高いんじゃないか？
とっつきにくい人は話しかけて来ない人に対しては「ああ、この人とは合わない。無理に話してもどこかで軋轢が生じるだろうな」と認識すれば切り替えがしやすく、人間関係の取捨選択がしやすい。元々話す人が少ないので負のこもった会話を聞く機会がもとっつきやすい人に比べて少ない。
　こういった点も踏まえて、とっつきにくい人にはプラスな面もあるので話しかけて来なかったり、避けられていると感じた相手は躊躇無く切ってしまえば済む話だし、とっつきにくいままでもいいんじゃないかな？

都会と地方、どっちの暮らしが向いているか？

　都会と田舎、どちらに住むのが良いか考える時は、今住んでいる所に対して不満を抱いている表れである。

　結論で言えば、それは自分の普段の生活を鑑みてみることだと思う。

　都会はコンビニ、飲食店、デパートと生活に必要なものが色々なものが揃っているから欲しいものもお金があれば簡単に手に入るし、娯楽も多い。仕事の選択肢も多いし給料も多いし電車もひっきりなしに来るから車が無くても生活出来る環境がある。

　しかし、都会は便利な分家賃が高いし娯楽が多いということはそれだけ誘惑の数も多いということで、貯金するには向いていない所でもある。

　さらに電車通勤することになると思うが、電車通勤は毎日続けていくと段々辛く感じていく。人の数が多いので車内はおしくらまんじゅう状態だし、乗り換え時のホーム移動も人が多いので早く移動することが難しい。歩きスマホをやっている人なんて当たり前でぶつかることなんてザラでイライラが募る。

　それでもう疲れ切った状態で会社に着き、始業時間を迎える。

　それに対して地方は都会に比べて人口が少ないし自然もある。緑は人の気分を落ち着かせてくれるもので、住んでいるだけで心地良い。それが私の実感。

　お店もショッピングモールがあればそこに必需品が集約されているからあちこち移動する手間も無い。車通勤であれば渋滞はあるが人混みに揉まれる心配も無い。

　その代わりに娯楽もおしゃれな店の数も少ないし(無いとは言ってない)、収入も都会と比べると少ない。電車も間隔が空いているので車が無いと移動に時間がかかってしまう。トータルで言えば生活コストは車の維持費でトントンなのかなと思う。

　ただ、選択肢が少ない分迷うことが少なくなるので狭く深くの人にとっては逆にメリットがあるかもしれない。常連になって顔見知りの関係になっていくというのもあるかもしれない。

　善光寺の近くにあるパティスリー平五郎のかき氷は推しになった。

　仕事をバリバリこなしてお金持ちになりたいのか？色々な所に遊びに行きたいのか？それともライフワークバランスを重視し、少ないお店の中でお気に入りのお店を見つけて常連になり、自然あふれる所でのんびり暮らしたいのか？

　自分の生活リズムを考えていけばどっちが向いているのか見えてくるんじゃないかな？

　今回は都会と地方のどちらに住むのが向いているのか考えてみた。

　次回も何か考えて思い浮かんだことを書いていこうと思う。